一般の方・企業の方へ

小児がんは子どもに発生する悪性腫瘍の総称で、白血病・脳腫瘍・骨肉種・神経芽細胞種などがあります。年間約2,500人が発症し、子どもの病死原因の第1位となっています。 小児がんの治療は大変過酷です。毎日の点滴や採血、吐き気などの強い副作用、外見の変化や食事制限、行動範囲の制限は、子どもにとって大変辛い経験となっています。

 

現在では医療の進歩により、7割から8割が治るようになりました。しかし退院後も、抗がん剤や放射線治療による影響、手術の後遺症が残ることもあり、また長期入院による学習空白などから勉強についていけないことから、学校になじめずに不登校になってしまう子どもたちもいます。

 

しかしながらその一方で、闘病経験を経て「精神的な成長」や「人格的な成熟」を果たした子どもたちも存在します。彼らは決してかわいそうな子どもたちではなく、むしろ尊敬に値する子どもたちなのです。(※海外では小児がんを経験した子どもたちを、尊敬の意味を込めてサバイバーと呼んでいます)

 

私たちは子どもたちや家族が孤立することなく、同じ価値観を持つ先輩や仲間の力も借りながら次の一歩を踏み出していけるように、当事者のコミュニティづくりをはじめとした様々な支援を実施しています。


ボランティアについて

ボランティアの募集、過去の活動実績や実際にボランティアに参加された方からのメッセージを紹介しています。

ご寄付のお願い

みなさまのご寄付によって、エスビューローの活動は成り立っています。いただいたご寄付の使途やご寄付の方法、賛助会員の入会手順についてご案内しています。
問い合わせ先