ロスカレッジ
ロス・カレッジは、小児がんで子どもを失くした家族が深い悲しみを乗り越えることを目的とした相互啓発型コミュニティです。
セミナーやワークショップを開催しているほか、喪失への多様な適応例を紹介した『小児がん喪失ガイドブック』を作成しました。
これまでに実施した主な活動セルフヘルプ学習会「あるがままを学ぶ」
この学習会では、森田療法を中心に自主学習しました。森田療法は、東京慈恵会医科大学をはじめ日本全国で活用されており、近年ではがん患者のメンタルヘルスや抑うつ症状の緩和、喪失の回復プロセスにも効果が確認されています。
第4期ロスカレッジ
「思いを分かち合う勉強会」のほか、「花のうつし染めによるオリジナル懐紙作り」「簡単一人お点前で和菓子を頂き一服」「夕食懇親会」などを実施しました。
詳細はクライス36号掲載の記事をご覧ください。 第3期ロスカレッジ
「喪失ハンドブック」を使った勉強会の他、フラワーアレンジメント「こけ玉」作りや懇親昼食会などを第7回全国大会内にて開催しました。
第2期ロスカレッジ
2012年度の助成事業で完成した「エスビューロー喪失ガイドブック」と共に話を進めていく会と、そのあと希望される方で、ほっこりとフラワーアレンジをしました。
ロス・カレッジ2DAYセミナー
第5回小児がん・脳腫瘍全国大会内において、ロス・カレッジのオープニングイベントとして2DAYセミナーを開催しました。
1日目は、12人の喪失家族のインタビューを行なった林美鈴さんからの発表と、3つのトピック「子どもが生きていた証を残す」「小児がんにかかわって生きる」「葬儀、法要のあり方を考える」について意見を交換しました。
また2日目には葬送ジャーナリストの碑文谷創さんをお招きし、子どもの葬儀や供養に関する様々な疑問にお答えいただきました。
詳細につきましては、第5回小児がん・脳腫瘍全国大会のページをご覧ください。
アウトリーチ・カレッジ
関東および中国・四国にお住まいの方を対象として、下記の2か所で開催しました。
テレビ会議利用の多地点接続カレッジ
インターネットによるテレビ会議システムを利用し、大阪―東京―中・四国のメンバーがネット上で参加するワークショップを実施しました。
『エスビューロー 小児がん喪失ガイドブック』の作成
喪失体験を乗り越えるのに役立つ、事例を中心としたガイドブックを作成しました。
今後、実施を予定している活動
ほかにも、サークル活動や父親の会など各種イベントの実施を検討しています。
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