第7回小児がん脳腫瘍全国大会

第7回小児がん脳腫瘍全国大会

「小児がん・脳腫瘍全国大会」は、小児がん患児・家族や医療者、教師の方を中心に、様々な発表やパネルディスカッション、多方面からのアプローチによる講座を開催し、毎年全国から多くの方々にご参加いただいております。
小学生以上のお子様は、大会内の「サマースクール」プログラムにて友達とのコミュニティを育んでおります。

大会プログラム

8月9日 8月10日 サバイバーサマースクール

第7回全国大会は、2014年8月9日から10日まで知恩院・和順会館にて開催します!

参加費(お一人様)1,000円 ※ サマースクール、昼弁当、ロスカレッジ昼食懇親会&アレンジは実費が必要です。

大会参加のお申し込みは、大阪本部宛に郵送、もしくはメール等にて 8月7日(木)必着です。
2日間来場されても参加費は変わりません。

お申し込みに関する詳細は「大会参加申し込み」をご覧ください。

ご希望の方には「小児がんAYA 世代の孤立・うつ防止対策ハンドブック」を差し上げます。「小児がんAYA 世代の孤立・うつ防止対策ハンドブック」

8/9(土)

「このことをどう考えるのか」シンポジウム

「このことをどう考えるのか」シンポジウム
10:00 〜 17:30 和順ホール

「このこと」とは、人によって異なりますが、自分が病気になったこと、家族が病気になったこと、今の状況、などなどです。小児がん経験者は闘病後も多くの問題を抱えています。家族においても、小児がん発症時から患者の母親の精神的負担は大きく、治療の甲斐なく子どもを喪失するに至った親の苦痛も、その後の人生に大きくのしかかっています。病院の内外で心療内科や心理カウンセラーなどによる支援体制が整いつつあるものの、多くの人が実存的苦悩を抱えたままなのです。

当事者発表 10:00 〜 12:30

経験者、母親、父親、きょうだい、喪失家族という様々な立場の当事者が一堂に集い、それぞれが抱えた問題をどう考えたのかをお話して頂きます。

講演 13:30 〜 15:00

「実存的苦悩といかに向き合うか? ヴィクトール・フランクルに学ぶ」
 講師 山田邦男 氏

 1941年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。現在、大阪府立大学名誉教授。
  哲学的人間学・人間形成論専攻。著書に『フランクルとの<対話>苦境を生きる哲学』、
  訳書に、『それでも人生にイエスと言う』など多数。

『フランクルとの<対話>苦境を生きる哲学』


どうして自分が…、なぜわが子が…、このような人生に意味があるのか? このことをどう考えるのか? このような答えようのない人生への問いに苦悩することを実存的苦悩といいますが、そうした研究の第一人者でナチスの強制収容所から奇跡的な生還を果たした精神科医がヴィクトール・フランクルです。山田先生はフランクル研究の専門家であるとともに禅や西田哲学の造詣も深く、苦境を生きる哲学を確立してこられました。フランクルの例を見ながら、実存的苦悩とどう向き合うかのヒントをいただきます。

思いを分かち合うグループワーク

思いを分かち合うグループワーク 15:30 〜 17:30

昨夏の大会で初めてグループワークを試みたところ、
大変有意義であったとアンケートからわかった為今年も!

患児家族、医療関係者、教育関係者、ボランティア、喪失家族など参加され た方々で同じ立場の方同士のグループを作り、当事者発表や講演を踏まえて テーマを決めて話し合います。情報交換や新しい情報取得にも役立ちます。

第3期 ロスカレッジ
ご宿泊のご案内

〈宿泊予約〉

知恩院 和順会館
TEL:075-205-5013 FAX:075-205-5015
http://www.wajun-kaikan.jp/
〒605-0062 京都市東山区林下町400-2

8/10(日)

小児がん最新情報セミナーT 9:30 〜 11:30 和順ホール

@ 厚生労働省 原班第3 次対がん総合戦略研究からの提言 〜小児がん医療に求められるもの〜

  原 純一(大阪市立総合医療センター副院長兼小児血液腫瘍科部長)

A 小児における緩和ケアの特殊性について

  多田羅竜平(大阪市立総合医療センター 緩和医療科部長)

B 小児がんと診断されてから生涯にわたる心理社会的支援について

  松元 和子(大阪市立総合医療センター小児血液腫瘍科臨床心理士)

小児がん最新情報セミナーU 11:30 〜 12:30 和順ホール

『小児脳腫瘍の最新の知見』 〜国際シンポジウム2014 から〜

隔年で開催される小児脳腫瘍国際シンポジウムが今年6 月にシンガポールで開催されました!
いち早くその情報をお届けします。
柳澤隆昭(東京慈恵会医科大学 脳神経外科 小児脳腫瘍部門教授)
原 純一(大阪市立総合医療センター副院長兼小児血液腫瘍科部長)

エンディング「サマースクール2014 フォトストーリー」 12:30 〜 13:00 和順ホール

LBL 今年も塩谷から『くじけ米』が届きます。
会場で炊いておにぎりにし、会場の皆さんにお配りします。ご賞味ください。 くじけ米

メッセージ付 素敵なデコグッズ

昨年に引き続き小児がんサバイバーの向後様が
メッセージ付 素敵なデコグッズ  を出展してくれます。


コンパクトミラー(500円/個)、カードケース(1,000円/個)、 フリスクケース(500 円/個)、ミンティアケース(500円/個)各3色ずつ計12個です。

お申し込み方法

参加ご希望の方は「大会参加申し込み」からお申し込みください。

概要

場所知恩院・和順会館
日時2014年8月9日 (土) ・10日 (日)
参加費お一人様1,000円
※ サマースクール、昼弁当、ロスカレッジ昼食懇親会&アレンジは実費が必要です。
大会運営事務局特定非営利活動法人 エスビューロー
共催エスビューロー、大阪市立総合医療センター
協賛アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)
後援大阪府、京都市(申請中)、認定NPO法人ゴールドリボンネットワーク
コラボ団体LBLチャリティーエスユース(当事者団体)、くじけ米プロジェクト
問い合わせ先