「第三期小児がん医療学習」は終了しました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
小児がん医療学習

第3期医療学習講座

医療学習おかげさまで小児がん医療学習も第3期を迎えることができました。第3期は小児脳腫瘍、小児固形腫瘍、小児白血病に共通のテーマに絞って講座を開催します。また、今回の医療学習では、講座終了後に、希望者に残っていただきワークショップを行います。がん対策基本法が制定され小児がん分野においても新たな動きが始まりそうです。皆様とお会いできる日を楽しみにしております。

第1回では最近話題の分子標的薬を取り上げます。分かりやすさで定評のある岡田の講先生です。こだわりのスライドにも期待して下さい。第2回は矢部先生です。副作用の少ない移植ということで、最近の成果を踏まえてお話いただけると思います。第3回は原先生です。テーマはいつもと同じようですが、今回は緩和ケアなど新たな領域に一歩踏み込んだお話が聞けそうです。第4回は朴先生による長期フォローアップです。最も関心の高いテーマということで、新設された小児医療センターが目指していくものについてもお話いただけるのではないでしょうか。

ワークショップについて

体験型の講座のことをワークショップといいます。同じ疾患や属性(胚細胞腫や髄芽腫、グリオーマ、血液疾患、固形腫瘍、看護師、教員など)の仲間5〜6人を1グループとして、参加者の疾患の数だけグループをつくり、そのグループ内でコミュニケーションをとっていただきながら進めます。テーマは自由に出していただきますが、特に復学に関することもいくつか取り上げてください。初めての試みですが、患者家族同士のいい関係ができていくことを期待しています。疾患別のグループは疾患別の会になっていってほしいと思います。みんなで作るワークショップです。参加は自由ですが多くの方のご参加をお持ちしています。

場所大阪市立総合医療センター  4F 会議室
主催NPO法人エスビューロー
日本脳腫瘍コンソーシアム
後援大阪市立総合医療センター小児血液腫瘍科
独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」
協賛キリンファーマ株式会社様

13:00〜14:15 14:30〜16:00
分子標的薬
 〜夢の治療薬か?
大阪市立総合医療センター  小児血液腫瘍科   岡田恵子
第1回ワークショップ

13:00〜14:15 14:30〜16:00
ミニ移植
 〜副作用や後遺症の少ない移植をめざして
東海大学 小児科  矢部晋正
第2回ワークショップ

13:00〜14:15 14:30〜16:00
QOLの高い小児がん治療をめざして
 〜小児の緩和医療とは?
大阪市立総合医療センター 小児血液腫瘍科  原純一
第3回ワークショップ

13:00〜14:15 14:30〜16:00
長期フォローアップ
 〜小児がん克服後の健康管理について
大阪市立総合医療センター 小児血液腫瘍科  朴永東
第4回ワークショップ

第三期小児がん医療学習