復学支援集中セミナー
小児がん等の病弱児は数ヶ月の入院治療を終え学校に戻ることになりますが、基礎体力の低下や、外見の変化、そして学習の遅れなどを 不安に思う保護者の方が多いのではないでしょうか。加えて生徒や担任教員の病気や治療に対する理解が不足していたり、関係者の 連携がうまくいかず、円滑な復学が困難となっているケースも少なくありません。
本セミナー第1部では学校教員の方々に知っておいて ほしい病気と治療に関する基礎知識について、3人の専門医からお話させていただきます。保護者の方が聴かれてもきっと役に立つ でしょう。そして第2部では院内学級、保護者、教員、医師、NPOが「どのように連携し復学を支えるか」「必要な配慮と支援を引き出す ために何が必要か」をそれぞれの立場からの発表を踏まえて、じっくり考えてみたいと思います。
学校で知っておいてほしい小児がんの基礎知識
阪大病院小児科 時政 定雄
学校で知っておいてほしい心臓疾患の基礎知識
松下子どもクリニック院長 松下 享
学校で知っておいてほしい腎臓疾患の基礎知識
大阪市立総合医療センター小児内科 山田 浩
慢性疾患の子どもの支援と特別支援教育コーディネーターの役割
大阪教育大学教育学部特別支援教育講座 平賀 健太郎
院内学級にできる支援のあり方、円滑な復学に向けて
阪大病院院内学級 九後 充子
病気の説明をしてクラスメイトの配慮を引き出そう
小児がん病弱児保護者 根岸 京子
現場と専門家、みんなで考える復学支援 〜パネルディスカッション
小児がん専門医原医師・岡田医師にも参加していただきます
主催 |
NPO法人エスビューロー (ホームページ http://www.es-bureau.org/) |
後援 |
大阪府教育委員会 兵庫県教育委員会 京都府教育委員会 NPO法人日本小児脳腫瘍コンソーシアム 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」 |
協賛 | キリンファーマ株式会社様 |
場所 | 大阪市立総合医療センター |