プチリニューアル

 小児がん経験者で「ネットでeクラス」参加者の一人、竹田雄亮くんのホームルームレポートです!

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 3月25日はホームルームの前に英語の授業を先にすることになりました。今回から新システムを使うことになりプチリニューアルということもあって、教師役の加藤さんがいつもよりも気合いが入っているように感じました。

 加藤さんがログインするまでしばらく時間があったので、先に長澤さんがwhy don’t we(~しませんか)とyou used to(~だったのに)の使い方を教えてくれました。

 僕に聞かれた問題は「お茶をしませんか?」という内容でした。僕は休憩という意味のhave a break timeを知っていたので、何となくニュアンスが似ているなと思って即答しました。そうすると周りの反応も良好で、ワンランク上の英語を話したな、という感じで「オー!」と驚いていました。

 次に聞かれた問題は「前は素直だったのに…」という内容でした。さすがに素直の単語までは知らなかったので、とりあえず頭の中で素直をキレイな心に変換してclean heartと答えました。そのclean heartも周りにはウケましたが、心を掃除するという違った意味にも捉えられるので、pure heartが無難だろうということになりました。

 加藤さんがログインしてからはもしも海外で体調不良になった場合、痛いところや悪い所を正確に伝えられるように「体のパーツの名前を覚えよう」という、いつもとはちょっと違った授業が始まりました。

 足の付け根はgroin、ふくらはぎはcalfといった普段ではあまり耳のしない単語ばかりで「へぇ~」とうなずくばかりでしたが、その中でも背骨のことをspineと言うと伝わることが意外だなぁと思いました。背骨は後ろについている骨というイメージなので、てっきりback boneで伝わると思っていました。

 ホームルームは安道さんが前日の夜テレビを見ていて気付いたことがあったそうで「なんで関西の人って道を説明するときバァーとかガッとか、こうもアバウトなんだろうね?」と、世間話というか雑談がありました。たまたまエスビューローのほぼ全員のメンバーが、そのテレビを見ていたので「なんでなんだろうね?」答えていました。いつか「関西人はなぜ擬音語が多いのか?」という宿題を提案するのも面白いのではないかと思いました。

 さて、今回の宿題もエスビューローからのお題で「ニワトリはなぜ飛べないのか?」をやりました。鳥類なので元々は飛ぶことができたのですが、人間に飼われてエサも寝床も十分に用意されているので飛ぶ必要がなくなったという経路がありました。

 長澤さんが「もし今でもニワトリが飛んでいたら卵を産むときも、あっちこっち産み落としていたかもしれないね」と言っていました。そうすると、ホームルームに参加していた侑佳ちゃんが想像でもしたのかツボにはまってケラケラと笑っていました。

 国語のプリントはカタカナ語のクロスワードゲームをやりました。例えば「ス○ー○」ならスケートや、スカーフというルールです。
「○ア○」ならコアラという言葉が当てはまりますが、先に答えた人がいたので酒徳さんは「ドアラ」と答えました。しかし、周りの人たちはドアラというのがいったい何なのか分からない反応をしていて、酒徳さんも「あっ、もういいです。流して下さい」と言っていたので、僕が「野球のマスコットキャラだよ」と教えてあげました。阪神タイガースの「トラッキー」の次くらいに有名な、中日ドラゴンズのマスコットキャラなので知っておいて損はないと思います。

 次回のホームルームは4月8日で、宿題はエスビューローからのお題で「ふぐはなぜ膨れるのですか?」です。ハリセンボンも膨らむことができますが、いったいなぜプクーと膨らんでいるのでしょうか?

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