食事はどうなるの?

白血球が減ってきて抵抗力が弱くなってたら、食べるものには気をつけなくちゃいけない。
なぜかというと、生もの(火を通していない野菜や果物、お刺身など)には、細菌などの病原体が多く含まれているからなんだ。普段は何ともないんだけど、白血球が減っている時は、生ものに含まれる病原体でお腹をこわしてしまうことがあるんだ。

じゃあ、どうすればいいんだろう?病原体は熱に弱い!だから、よく火が通った料理なら食べることができるんだ。入院中は病院のコックさんが色々、工夫して、よく火が通ったバイ菌の少ないお料理を作ってくれるよ。退院したら、おうちでお父さんやお母さんが工夫してくれる。小学生や中学生は、お父さんやお母さんと一緒に作ってみるのも楽しいかもね。

そのためにも入院中に、どんな食べ物が食べられるか、どうしたら食べられるようになるのかを、看護師さんやお医者さんや栄養士さんに習っておこう!白血球がまた増えてきたら、食べられるものも増えるしね。何も食べられないわけじゃない。

工夫しだいで色々な料理を楽しめるよ!